*ごあいさつ*
 

  おはようございます。 こんにちわ。 こんばんは。 いらっしゃいませ。 ごきげんいかが? よい天気ですね。

など等〜ご挨拶にはいろいろありますが、今回私がお話したいのは、行ってらっしゃい。 ではまたね。 ごきげんよう。 さようなら。
バイバイ等のお見送りや別れる時のご挨拶の事です。
 
朝 主人や子供達を見送って言う〜いってらっしゃい!
お友達と別れる時の〜ではまたね!
遠くへ引っ越して行く人への〜さようなら!
幼い子たちとの〜バイバイ!
 

皆さんは、このような言葉を言う時の自分の顔の表情がどうだか意識していますか?
以前 朝日新聞の中で見つけた「ひととき」という読者(60代の主婦)からの投稿を読んで、感動いたしました。
「自動車事故、電車事故、通り魔、巻き添えなどの事故など、何が起きるか分からない世の中〜・まして私達の年齢になると、
お互いにいつ別れがくるか分からないと思うと、その日その時が最後かも・・・と思って、にっこり笑って見送るようにしています」
  と書かれていました。

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私も、いろいろのお人との出逢いや別れがありましたが、にっこり笑っていたお顔を思い出すと私も頬がゆるみますが、
さびしそうだったり、悲しそうだったりのお顔を思い出すと胸が痛くなります。
嫁いだ娘が中学校の頃 夜 爪を切っていた時「夜 爪を切ると親の死に目にあえないわよ」という私に、娘は「そのほうがいいもん・
お母さんの元気な顔を思い出すほうがいいもん」と言った言葉を思い出しました。

それから私は、主人や子供達を見送る時、お友達と別れるとき、近所の方々、お店の方、出会った方々と別れる時には、
行ってらっしゃい〜。またね〜。ごきげんよう〜。と言って、にっこり笑うように心がけるようになりました。

これから残された日々を、せめて表情だけでも「やさしく、おだやかな日々」にと、思っています。