母の誕生日に、センサーで音や音楽に反応して、体を可愛く動かしたり、踊ったりするキューピーさんをプレゼントした。
母の喜びようは ここで書き表すことが出来ない程だった。
キューピーの顔の愛らしさと音に反応しての動きのかわいらしさを、毎日電話で報告してきた。
同居している家人はもちろん、来る人、会う人にみせびらかして喜んでいるらしい!


 私が幼い頃〜焼け出された終戦後の我が家にはラジオもなく音楽に触れる事がなかった。
そんな時 母が口うつしで教えてくれた歌が2曲ある。
      キューピーさんとポストさんの歌!
寝る時間がくると、いつも母に〜〜〜「うたって」とおねだりして覚えた歌である。
その頃のキューピーさんは、セルロイドで作られていた。
又赤いポストさんも今とは違って、ずんぐりむっくりだった。
 
 
 
♪ポストさん〜。ポストさん〜。
 ま〜るいあたまに まんじゅう帽

目鼻はな〜くて、 長い口
お手手もな〜くて 足ひとつ〜♪