♪~十五夜お月さ~ん ごきげんさ~ん この年の10月1日は十五夜だった。
~が、朝から雨がひどく降り、今夜の月見は無理だろうと、諦めていた~と、 同時に母の妹である叔母の事を思い出した。
前の年の8月上旬、叔母が軽い脳梗塞で入院したのだ。 私にとっては少女時代からの憧れの存在であり、、
時には母よりも相談にのってくれる叔母なのである。
その日以来 毎日簡単な手紙や絵葉書を出し続けた。
季節、天気に合った絵便箋に2~3行の世間話や草花、空 星 月などのことを書いて送り続けた(叔母は九州に住んでいたため)
子供の頃のこと、昔の楽しかったこと等 病気の不安を忘れた日々の中でリハビリを して、一日も早く退院の日を迎えてほしいと願い
せっせ せっせと書いた
!
2000年9月12日
叔母の退院の日でした。 朝から雨の十五夜の日;;;
輝く月の写真を撮って送るつもりだったのです。 便箋も決まっていました。
月見団子 ススキ キキョウ おみなえしをあしらって、左上に満月が印刷されている便箋〜
♪十五夜お月さ~ん ごきげんさ~ん♪♪~♪
「退院おめでとう~! お月様も退院をお祝いしてくれている様です」と書いた手紙を翌日投函したのでした。
なぜなら、夜9時30分頃、眩いばかりの満月が雲の隙間から出て、私は写真を撮りまくり、日付入りの月の写真を叔母に送ったのでした。
そんな事を思い出しながら ふと夜9時30分頃玄関に出てみました。
なんと・・・十五夜が雲の隙間から・・・
♪でたでた月が~まぁるいまぁるい まんまるい~
ぼ~んのような 月が~♪♪
まぶしく眩しく輝いた月がほんの10分ほど出てくれて・・・24枚とりのフイルム1本満月を撮り続けました・・・
(当時デジカメを持っていなかったんです)
今の地球では、いろいろこわい事が起こっています。
全人類がお月様を見て、平和を感じる日がきますようにと、満月にお願いしました。
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